こんにちは!
介護士10年目のおにぎり2525です。
前回、わたしが介護職に興味をもったきっかけをお話しましたが

実際は介護職に興味をもって働いた・・・というよりも、生きていくために偶然この道を選びました。
理想も信念もなく始めた介護職。
今回わたしがどうしてこの仕事を今でも続けられているのか、わたしなりに自分を分析していきたいと思います!!(笑)
Contents
介護職を始めるきっかけ
介護職を始めたきっかけとしてよく話に聞くのが
- 誰かの役に立ちたい
- お年寄りが好き
- 誰かに感謝される仕事がしたい
この仕事は、強い信念や理想を持って働き始める人も多いです。
そしてその半数以上の人が現場に入り、心が折れて半年未満で辞めていきます。
どうして心が折れるのか。
それは現場に入り、理想と現実の差を痛感させられるからです。
わたしの同僚だったSちゃんは、人一倍優しくてお年寄りが大好きでした。
利用者さんに寄り添い感謝されることに喜びを感じ、毎日仕事を頑張っていました。
その優しかったSちゃんは、半年後に介護の仕事を辞めてしまったのです。
なぜ辞めなければならなかったのか。
辞めた理由は、いじめでした。
大好きだった『お年寄り』からのいじめです。
利用者からのいじめ!?そんなのあるの?
そう思いませんか?
実際にあるんです。
わたしもその利用者さんから暴言等を受けたことがあります。
Sちゃんは少し気が弱く、嫌なことを言われてもその人に寄り添おうとニコニコしていたので、その利用者さんの標的になったんだと思います。
人一倍、ひどい暴言を受けていました。
『あんたのオムツ交換は10点』
『あんたが触ったから、体が痛くなった』
『わたしの言われた通りにすればいいの!』
そんな暴言を毎日言われるんです。
もちろん施設でもなるべくその利用者さんに関わらないですむように、努力はしたのですが・・・
結局Sちゃんは自信をなくして辞めていってしまいました。
どんな人が介護職を続けていけるの?
実際にわたしの周りで介護職を長く続けている人には、ある共通点があります。
それは『利用者さんと一線を引いている』ということ。
わたしも介護に対して今、信念や理想がないわけではありません。
ただわたしがやっていることは、ボランティアでもなんでもない。
あくまでも仕事だ、と割り切っています。
利用者さんのことを考えると、あれもしてあげたい、これもしてあげたい。
でもそれを叶えてあげる時間も人員の余裕もない。
人員不足なんて、自分のせいでもないのに無力さを感じる。
そうやって理想の介護ができないことに疲弊していくのです。
わたしは仕事をしている時間帯で、最大限利用者さんにできることを考えています。
でも自分の休憩時間を削ってまで、利用者さんのために!!とは思っていません。
休日出勤も嫌です、サービス残業も嫌です。
お金をもらわずに、他人の排泄や入浴のお世話をできますか?
わたしには無理です。
冷たい言い方なのかもしれませんが、わたしはお金をもらっているから最大限利用者さんに優しくできるのです。
でもこういう考えだからこそ、なにがあっても冷静に対処できているんじゃないかと思っています。
理想や信念を持つことは本当に素晴らしいと思いますし、福祉の仕事をする上でかかせないものです。
ただ理想はあくまでも理想です。
現場に自分の理想を押し付けたら、長く続けれるわけはありません。
まずは現場を受け入れて、その中で自分ができる範囲の理想を叶えていけばいいんです。
介護職をやめようかと悩んでいる人へ
こんな長々と語っていますが、この9年で10回は仕事辞めたいと思っています(笑)
もちろん自分のやりたい介護ができず、悔しくて辞めたくなったときもあります。
最初から色々割り切って、この仕事ができているわけではありません。
徐々に今の自分にできる介護の限界を受け入れてきたのです。
介護はその人の生活を支える立派な仕事です。
ただ・・・いち介護士がその人にできることは本当に限られています。
仕事としてサービスを与えることはあっても、相手に気持ちを返してもらおうなんて期待すべきではありません。
優しく接しているのに『警察呼ぶぞ!』とか今でも言われます(笑)
自分はこんな介護がしたい。
利用者とこういう風に向き合いたい。
みんなを笑顔にしてあげたい。
もしそんな理想があって、それがうまく行かずに悩んで辞めようと思っているなら・・・
まずはその理想や信念を一旦横に置いてください。
最初にわたしたちがすべきことは、介護に慣れることです。
仕事に慣れないうちは、自分の理想通りの介護ができるハズはありません。
この仕事に慣れ、お年寄りというものを知り、その後に自分がしてあげれることを探せばいいと思います。
3か月後、もしくは半年後・・・仕事に慣れてきたころにもう一度自分の理想や信念と向き合ってみてください。
そのころにはどうやったら自分の理想通りの介護ができるか、どうやったら理想通りに近づけるのか、少しだけ道が見えてきていると思います。
まとめ
理想や信念をもち介護職というものに興味がある人が、早いうちに辞めてしまうのは本当にもったいないと思います。
介護士として、こうやって仕事がしたい!!
その気持ちって本当に大事。
ただ自分の思い通りの介護ができるのは、少し時間がかかるかもしれないということを念頭に置き、介護という仕事に慣れることから始めてほしいです。
楽しいことばかりではない職種ですが、やっぱり自分の言動で利用者さんに大笑いされたら「あー続けててよかったなぁ・・・」と思えます。
少しでもこの記事が新人介護士さんに届きますように!
今日も頑張って働きましょう!(笑)